無線綴じとは、本文が書かれた紙を1枚ずつページ順に重ね、背表紙にあたる部分に接着剤をつけ、最後に表紙でくるむ製本方法です。線(ホチキスや糸など)を使わずに綴じることから「無線綴じ」と呼ばれます。
接着剤をつけるため一定の厚みが必要で、少ないページの製本には向きません。ただし、ページが多すぎても接着剤での固定が難しくなるため、一般的に24〜500ページの作品集やカタログ、取扱説明書、論文などの製本に使われます。
背厚は50mmまで製本可能で、背の部分にも文字が入れられます。
◎仕上がりサイズ A4 / B5 / A5 / B6 / A6の作製が可能
中綴じとは、表紙と本文の用紙を一緒に重ねて二つ折りにし、折り目部分をホチキス(針金)で綴じる製本方法です。
ページ数が少ない冊子に適しているため、持ち運びと配布を想定したパンフレットや会社案内、フリーペーパーなどに適した製本です。
冊子のノド(根本)まで開くことができるため、見開きのデザインに向いています。
◎仕上がりサイズ A4 / B5 / A5 / B6の作製が可能
二つ折り製本とは、図面を二つに折り、背同士を貼り合わせる製本方法です。
1枚の図面がズレなく180度の見開きで閲覧できため、工事現場の建設図面などに多く採用されています。
表紙の色の選択や、表紙・背表紙への文字入れも可能です。
◎対応サイズ 見開きにした際にA3~A1になるもの
ホチキス製本(1か所)、平綴じホチキス製本(2か所)、テープ製本(クロス製本)、Wリング製本にも対応しています。